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稲作りの参考にと本屋さんへ行くと「農文協」という出版社の本が大部分なのだ。というわけで農文協の会員になったのだが、会員になると送料無料で何冊でも購入できるようになった。今回は「田の虫図鑑」というのを注文してみた。以前から気になっていた田んぼの害虫・益虫・ただの虫が写真入で説明されている。害虫はともかく益虫で一番多いのが、世間でも嫌われているか無視されている「蜘蛛」だということを初めて知った。 夏の朝、田んぼの見回りに行くと蜘蛛の巣が朝露に白く光っているのには気がついていたが、これほど活躍・貢献していることは知らなかった。 臭い虫で有名なカメムシですが、稲穂の養分を吸ってその後が「斑点米」となるので稲の花が咲く前の頃には畦草を刈って、その住処を無くしなさいというお達しが出ます。 しかし、カメムシのなかにもこの害虫でない、ウンカの天敵であるカメムシもいることを知りました。 虫の世界も悪役・正義の味方と割り切れないいろいろな関係があるようです。害虫の天敵は益虫ですが、その益虫の天敵は害虫だったり、幼生と成虫で食性が変わったり・・・。複雑でもあり面白くもあり!!??。
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