百姓の日々
農薬には殺菌剤・殺虫剤・除草剤があります。無農薬栽培はそれらを使用しない農法なのですが、ただ使用しないだけなら収量が半減するという覚悟が必要かと・・・。
特に除草剤を使わない稲つくりは「こなぎ」や「稗」に圧倒され育ちが貧弱になってしまいます。
というわけで、夏の午後のお昼寝時間に泥田へ入り草たちとのゲームが待っています。上農は草を見ずして草を採る!。
摺糠(すりぬか)焼き 
私の地域では籾殻のことを摺糠と呼びます。籾摺りで出る殻ということでしょう。他の地域ではスクモとも呼ぶそうです。
きょうは早起きをして摺糠に点火しました。というのもほぼ一日掛かるのです。
独特の臭いの煙が立ち込め田舎ならではの、作業です。
全体がほぼ黒く焼けてきたなら、灰になる前に消火に入ります。
薫炭(くんたん)の出来上がりです。
出来る限り満遍なく水を掛けるのですが消えたつもりが翌朝、白煙が上がっていることもあります。明日の朝が楽しみかなっ・・・。

秋晴れ 
台風一過で残暑も行ってしまったようで爽やか秋日和です。
倒伏稲はゆっくりゆっくり掬い取るようにコンバインを歩かせないと、踏み倒してしまいます。今年ほど雨を気に病んだ年も無かったように思います。
まずは天気にも恵まれ、予定通りで結果オーライですかね。
収量も予想通りの低空飛行でした。9/23

残暑 
まだツクツクボウシが鳴いています。暑さ寒さも彼岸までとか云うように残りの夏が頑張っています。きのう、彼岸花が頭を出したのを見つけました。
週末に稲刈りを予定していますが、もしかしたら雨に降られて延期となるやも知れません。田植えと違って雨は厳禁です。葉が濡れていると、刈り取っても選別されずに田んぼに籾を捨ててしまうことになってしまいます。
折角の晴天を本業で無駄使いしてしまい、天気予報が気になる毎日です。
9/15

だめおし 
先週の豪雨に引き続き12号台風は直撃に近いコースでしかも超スロースピードでのろのろと去っていきました。風はそれほどでもなかったけれど、雨はかなり降り続きました。水没しなかっただけでも幸いと思うべきなのでしょうが、刈り取りには苦労しそうです。別の田んぼのキヌヒカリはほぼシャンと立っています。刈り取りはまだ20日くらい先の予定なので、あとは好天に期待するのみです。

とうふく 
季節を先取りした秋雨前線?の停滞と、車のワイパーが役に立たないほどの集中豪雨に襲われて、コシヒカリはコケヒカリとなってしまいました。
9月半ば頃を予想していた雨が、お盆過ぎて降り続きました。
一度だけなら何とかなっても、二度三度の襲来には耐え切れませんでした。
ヘアリーベッチは肥効が遅く切れが悪いです。また、来年の課題が見えてきました。

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