百姓の日々
農薬には殺菌剤・殺虫剤・除草剤があります。無農薬栽培はそれらを使用しない農法なのですが、ただ使用しないだけなら収量が半減するという覚悟が必要かと・・・。
特に除草剤を使わない稲つくりは「こなぎ」や「稗」に圧倒され育ちが貧弱になってしまいます。
というわけで、夏の午後のお昼寝時間に泥田へ入り草たちとのゲームが待っています。上農は草を見ずして草を採る!。
蕎麦の花 
短日性なのだろう。種を蒔いて一ヶ月もしないで花が咲いた。
季節はもう初冬の雰囲気・気温となってしまったので、実となってくれるかは分からないが、白く小さな花を愛でています。11/5

そば 
時期は遅いと思いますが、そばの種を蒔いてみました。
実の収穫までに寒さが来そうですが、花が咲けばよしと致しましょう。
我が家に蕎麦好きはいませんので、今回はあまり期待してません。
粉に挽くのは、たぶん小麦と変わらない工程かと思っています。10/16

電気柵 
連夜のように「猪」くんが畑を掘り返しにやって来ます。近所の畑では、だいぶ大きく育ってきた白菜の畝まで掘り起こされて全滅したそうです。
我が家もサツマイモの二の舞はごめんなので、遅ればせながら「電気柵」を張ってみました。今で一週間。今の所は進入阻止できているようです。10/16

彼岸も過ぎて 
カンカン照りの暑い夏にはさっぱりと雨が降らなかったが、今になってよく雨が降る。だから、田んぼが全然乾かない。痺れを切らしてトラクターを入れました。稲株を起こし藁を鋤きこんで来年の堆肥とするには、気温のある今が良いそうだ。しかし10月になって「曼珠沙華」が満開とは、気温の何を基準にして咲くのかを知りたいものだ。
10/3

秋が来た 
実りの秋ともいうけれど、今年の私のお米の収穫はさっぱりでした。
春先の寒さでも、夏の猛暑のせいでもなく。雑草の逆襲と肥効不足の所為でした。無農薬有機栽培というものの難しさを実感させられました。
6月の頃にもうすこし時間の余裕があれば、改善の余地がありそうです。

化学肥料が土地を死なせ、農薬と称するさまざまな毒薬が自然環境をこわし、人間の心身を犯している現実・・・

と、35年もまえに「有吉佐和子」は著している。
秋の夜長は「本の虫」になりたいね。今年は「天皇の世紀」というのを読んでます。

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